充実した幸せな時間

学生時代は勉強は大の苦手で大嫌いだったが、絶対に避けて通れなかったので、無理やり歯を食い縛って?(へんな表現)頑張った。
その時に頭に入れたことは、今でも覚えているから、まあ、苦労は報われたというほどではないとしても、マイナスではなかったのだろう。
が、精神的にはマイナス。こころに傷を負った。
頭が悪いのだから仕方ない。
悪いなりに頑張った、と自分の傷を舐める。

楽しいと感じる好きなことは何だったのだろう?
書くと恥ずかしい。
若気の至りっぽいことが多い。
アタマが弱い若い女の子にありがちな、そういう女子だった。
若いのだから仕方ない電動牙刷比較
どんなことが楽しかったか、一つ一つ列挙しようと思ったが、恥ずかし過ぎて出来ない。
その頃と同じことを今、しても楽しいかといえば、そうでもない。
若さを楽しむ年齢が過ぎた。

仕事は楽しかったか?
否。
辛かった。が、わりと平気だった。
ではあるが、社会を知り、表面的な浅いところから少し奥深くに行ったかも。
貴重な経験をした。
キンキラした、ゴージャスな遊びの世界にも行こうと思えば行けたのに、行かなかった。
わたしの母も、交友関係は、派手な華やかさとは真逆の、とても地味な真面目な人と親しくしていた。
ド派手ケバケバは嫌いなんだろう。
自然ネイチャー素朴派。

わたしは、中途半端だ。
読書したり、何かに夢中になって研究したり、のめり込んだりもせず、何もせずに今日に至る。
これからもその延長上にあるだろうcool 牙

幸福な結婚をして(これだけブログで愚痴ってはいるものの、不満は幹ではなく枝部分)子供に恵まれ、そして無事、巣立ってくれたのは何よりだ。
今は趣味も見つかり、楽しんでいる。
あとは、静かに老いていくだけ。

そう書くとミもフタもないが、よくよく考えてみると、充実した幸せな時間だった。
十分楽しませてもらった。
今となれば、これ以上望むものはない。
なんて、もうすぐ死ぬ人みたいなことを言っている。
でも楽しい毎日だ。

「楽しい」にも温度が人よりも低いかも知れない。
出る杭は打たれる。だから、出ないで土の下。
地下から世の中を見る。

それにしても、、、
映画に話をもどす。
認知症をテーマにした映画は観たくない。
老いと対峙するものも重い。
役所広司が先日、カンヌ映画祭で最優秀男優賞を取った作品が観たい。
彼が、「どんな時が一番楽しいですか?」とインタビューを受け、答えていた正電子掃描